崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

追いかけてはいけない。子どもの問題行動 その2


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!

 

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クラスに「困った子」はいるけれど保護者がその子が「困り感のある子」と理解しているかどうかで事態は大きく変わる。

 

子どもには一番頼っている人が一人いる。

・お父さん

・お母さん

・おばあちゃん

・おじいちゃん

・施設の先生  などなど

 その人がうちの子は強烈な個性がある。周りの関わる人は大変である。集団で居場所がなくなる可能性がある・・・と理解してくださっていればその子のまっすぐな成長を共に考え考え方を共有して前にすすむことができる。

 しかしそのステージに登りきれないでいると共に進むスタートが遅れてしまう。共に進むスタートが大人になるまでできない場合もあるのだ。社会で共に生きていくには色々な場面で子どもが一番頼っている人が英断を重ねていくことが必須である。

 まず発達検査を受ける。1対1でこの子がどのジャンルの部分に強い個性があるのか細かく調べるのである。

 例えば次のような個性がある。目から入る情報は一番見たいものに焦点化されて認識されるが目に入る情報が同じインパクトで入ってくるという個性。

この場合、黒板の字 時計 給食当番表 掃除当番表 クラスのスローガン 先生の机の上のノートの束 かけてる教師用コンパス これらが全て同じインパクトで入ってくる。

本人は情報処理に困りながら毎日を過ごす。黒板の字に集中したり、先生がここに注目してごらんというところに情報を焦点化できないのである。当然イライラする。

 発達検査でいろいろなことがわかるとそれに合わせて一歩ずつ教育ができる。

「スモールステップ」

この言葉が合言葉。根気強く続けていくと獲得するものが多く喜びも多く出てくる。集団での教育より先行して個別対応が必要となってくる。その中で自分はどうしたら落ち着くことができるのか自分はこのことに気をつければイライラしないで済むということを子ども自身が知ることとなる。

 するとクラスの中で授業をしていた時モヤモヤイライラしてきたら

「先生ちょっとクールダウンしてきます」

「はい。チャイムで戻れますか」

「はい戻ってきます」

「いってらっしゃい」

という会話ができるようになる。

先生は

「今〇〇ちゃんがクールダウンに教室を出ました。フォローをお願いします」と職員室に伝える。

職員室は「わかりました。また連絡します。」と対応する。連携が大事だ。

 クールダウン方法は教えてもらっているので運動場を一周したり花壇に行ったり校務支援のおじさんに話しにいったりしてチャイムで教室に戻るだろう。付き添っている目があれば大丈夫だ。

 この時決して追いかけてはいけない。自分を見てくれる人がいると甘えて逃げ回り追いかけてくれるから追いかけっこを楽しむ。よくある光景だ。

絶対に目を離さずに一人で行動させるのを見守ることが大切だ。自分と向き合い自立するためだ。

するとクラスの子どもたちが

「今日はどこにいってたの?」

「飼育小屋のうさぎ見てた。」

「へえ エサ食べてた?」

「ガツガツ食べてたよ」 笑 笑

 

この理想的な形は実際何度も見てきた。専門家の診断と学校の対応、担任の先生と子どもたち、そして子どもが一番頼っている人との力強い共有ができているのだ。ただしすぐにはできない。試行錯誤を続け失敗を繰り返しながら頑張れば必ずこの境地にたどり着ける。

 どんな子どもたちも学び続ける存在である。

  

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