崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

「つい手が出てしまう子」子どもの問題行動への対応  その1


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!

子どもはクラスの中に先生が作っている「規律」を感じ取る。

 何か悪いことをした時先生はよく見てるな。先生はこのことに気づいているかな。あらゆる場面でそのことを感じながら学校生活をしている。何か気に入らないことがあるとつい手が出てしまう子がいたとする。

 

◎月◯日 1回目

「先生、Aちゃんにたたかれました。」

そう言いながらBが助けを求めてきたらケガがないかたしかめ手当てを念入りに行う。

 

ポイント1

被害者を第一にケア

T:「Aちゃんに話を聞いてみるね。」

と伝え席に戻す。

 

Aちゃんを近くに呼ぶ。

1対1で

T:「Aちゃん、先生に何か言うことない?」

ここでAの心境がわかる。

 

その1

・たたいてしまったことにAが気がついてない場合

 

T:   Bちゃんとケンカした?

A:  してない

T:   BちゃんがAちゃんの手があたったって言ってたよ

A:   知らない

T:   わかった。Bちゃんにそう言っておくね。

 

その後この二人の様子をずっと注視する。2−3日何もなければよしとする。

 

問題が生じていれば必ず次も同じことが起こる。相手はCちゃんかもしれない。この時の指導のために初めに問題が起こった日付をメモしておく。

 

◎月△日 2回目

T:   ◎月◯日にもこんなことがあったよね。

T:   あの時は「知らない」って言ってたけど今日はたたいたかどうか知ってる?

A:   知らない

T:    じゃあ 今日の日付も先生のノートに書いておくね。

 

ここへきたら休み時間も寄り添い、Aの行動とその周りの子どもたちの反応を見守る。

 

◎月✖︎日 3回目

同じようなことがDちゃんに対して起こったとする。この頃本人は少しずつ自分がついたたいてしまうと気付いている。

集団の中の友だち同士のやりとりは毎日繰り返されている。小さなもめごとや小さな楽しさが大人の知らないところで日々積み重ねられている。そのやりとりの中で

自分はついたたいてしまう子

とわかっている。

 

T:   (ノートを開く) Aちゃん先生のノートだよ。友だちをたたいてしまった事 今日で3回ありました。

   ◎月◯日 1回目

   ◎月△日 2回目

   ◎月✖︎日 3回目

覚えてる?

 

ここまできてようやくAと向き合うことになる。Aをまっすぐ育てるためにこの過程を経ることが大切だ。

 「あやりなさい」「暴力はダメだ」「手を出した方が悪い」とあまり何も聞かずに

いきなりAを呼び出して叱るのは後々問題を大きくする。根気がいるが子どもとの信頼を作るためには大切なことだ。子どもはダメだと決めつけない先生。ダメな時は教えてくれる先生。こういう先生を信頼する。

 

この後の導き方は

その2へ・・・

 

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