崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

学級開き3日間  先生の価値観を示す。


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!

「先生はどんな人?褒めてくれるのかな・・・・!」

 

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学級開きの黄金の3日間・・よく言われることですが一体何をしたら良いのでしょうか。

 新しいクラスを4月に持った時このクラスで1年間頑張るぞという新たな気持ちになります。学級崩壊の波は6月と11月にきます。子どもたちとうまくいかなくなった時少しだけ修復は可能ですがその頃はあくまで修復の範囲を超えられません。だからこそ最初が肝心です。

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ここではまず初めの3日間について述べたいと思います。学級開きでは1年間の運営の様々なことを決めます。

1日目・・・

教科書を配ったり、配布物を配ったり、自己紹介など限られた時間でバタバタとしてあっという間に時間が過ぎます。

 そして1日が終わり帰る時一人の児童を取り上げて話をします。

  例えば・・日直: 「起立!」

T: 気をつけておうちに帰ろうね。起立!今日ね。さとしさんがいいことしてたよ。3時間目の終わりの休み時間に廊下で2年生が筆箱を落としてひっくり返したの知ってる?さとしさん・・一生懸命拾ってあげてたよ。その2年生はありがとうって言わないで行っちゃったんだけどね。そんな偉い子がいるクラスなのか・・って先生嬉しかったよ。・・・・・では さようなら!

 

この子を見つける先生の目が大事です。人知れず目立たないようにいいことをした子をこっそり見つけておいて最後にみんなに伝えてこの子の行動を価値づけるのです。

 

2日目・・・・

この日は朝の会、終わりの会、日直の仕事、係の仕事、給食当番、掃除当番、席替えの方法・・など具体的に決めていきます。

 4月初めに決めた方法は1年間できれば変更しないほうがいいので先生のやり方でこれがいいという方法を熟考して示すことが大事です。

そして1日が終わり帰る時昨日と違う一人の児童を取り上げて話をします。

日直: 「起立!」  

T: 気をつけておうちに帰ろうね。今日ね。マサヨさんがいいことしてたよ。2時間目の終わりに廊下に2−3枚うちのクラスの雑巾が落ちてくるまってたの知ってる?マサヨさんが綺麗に伸ばしてかけてくれてたの。気づくの偉いなあ。このクラスにそんないいことする子いるのかって・・嬉しかったです。では・・さようなら!

 

いいことは後で改めて話すと皆の心に残ります。

 

3日目・・・

この頃から授業を始めますが・・最初の授業の時「黒板が綺麗じゃないと嫌だなあ・・ちょっと待ってね・・」と言って先生が黒板をからぶき雑巾で念入りに隅々まで磨きます。

 

T: わあ綺麗だなあ・・この雑巾は後でしっかり水拭きしようっと。・・じゃ授業しようか。

 

そして授業が始まったら授業を進めながら先生自らプチ整頓をします。

教室の床に落ちているもの・・ゴミ、消しゴム、誰かの体操服袋、鉛筆、折り紙などを拾いながら授業を進め後ろの学級文庫を揃えながら話を進めたり・・水筒をきちんと並べたりしながら指名したりします。

1年間で一番鋭く子どもたちは見ているのです。先生の所作を。先程の黒板を拭いた雑巾は必ず水拭きしてさりげなく干しておきましょう。

 

そして1日が終わり帰る時昨日と違う一人の児童を取り上げて話をします。3日目ともなると子ども達もわかってきます。

 

日直: 「起立!」日直の子は先生が話すんだろうなと・・少しこちらを見て待ちます。・・子どもってすごいですよね。

T: 気をつけておうちに帰ろうね。今日ね・・

話し始めると・・「先生今日は誰?」と呟く声が出ます。

  今日ね。たつやさんがいいことしてたよ。

知らないのに「知ってるー」の声がでたりします。

 朝ね。運動場でね。鉄棒してたんだけど・・たつやさん何回も何回もできない技を練習しててさ。チャイムが鳴るまでずっとだよ。挑戦するなあ・・って嬉しかったんだよ。このクラスに挑戦する人いるんだなあって嬉しくなったんだよね。では・・ さようなら!

子ども達はとても嬉しそうに帰っていきます。

 

4日目・・・

子ども達の行動が少しずつ変わっていきます。自分も褒めてもらおうとアピールしてきます。アピールは取り上げません。たまにはぼくもいいことしてるよと言いに来る子も出てきます。そうかと笑い返しておくにとどめます。あくまで誰も気がつかないところでの「いいこと」をひたすら見つけるのです。その後は友達のいいことをしてるのを見つけて言いに来る子が何人か出てきます。先生一人だけじゃないよと言いたいのです。この時を見逃さずこのように話します。

 

◯日目・・

日直: 起立!

T: 気をつけておうちに帰ろうね。今日ね。リョウタさんさんがいいことしてたよ。4時間目の終わりにさあ先生、たつやさんだけじゃなくて

  「りえさんも縄跳びのできない技何回も何回もしてたよ。」

って、リョウタさんが気づいて教えてくれたんだよ。このクラスに自分じゃなくて友達のいいところ見つける子いるのかって・・嬉しかったです。では・・さようなら!

 

友達のいいところを見つけるのが当たり前の暖かいクラスの基盤がこのようにできていくのです。

 

そして・・

 

先生すごいな。全部いいところ見てるんだな。という信頼感が芽生え始めます。型通りのいいとこ見つけは所詮型通りです。

 例の「いいこと」をした子は実はキーワードがあります。

 

協力 困ったら助ける。

責任 やらなければならないことに気づく。

挑戦 諦めない。

 

この3つのキーワードから見つけた例です。先生方の価値観によって自由に決めたらいいでしょう。1年間これだけはという3つを決めてそれを柱にすると子どもの姿が見て取れるようになります。

 決まりとかルールはという理屈より「こういうことかも」としみ込んでいきます。黄金の3日間のお話でした。

 

 

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