崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

先生!あの子の食べ方が我慢できないんです。注意してください。


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!

子ども達の育つ環境はさまざまです。それぞれの家庭にはその家庭なりの価値観があります。習慣も全然違います。特に給食の時間によく起こる事例を紹介します。

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 4月には緊張していてお互い遠慮がありますが5月ごろになると慣れてきて子ども達の小さい揉め事が出てきます。正直なのでズバッと不満を言いにきます。

 「先生、ただしさんの食べ方・・食べ物が入ったまま口を開けてしゃべっててきたないです。我慢できません。注意してください」

 このように女の子が言いにきたらどうしますか?

 こういう場合一旦この女の子の言い分を「なるほどそう思ったんだね。」と受け入れます。そして「君の言い分はもっともだよ。」と肯定します。その後「もう少し小さい子・・君より小さい兄弟だと思ってただしくんの食べ方・・ちょっとしばらく・・そう1学期の間ぐらい見守ってあげてくれるかな。」とお願いします。すぐ何とかして欲しい女の子は少し不満そうにします。

 

クラスはこの世の中の縮図です。

腕力が強い子もいれば、早熟な子もいる。喧嘩が苦手な子もいれば、一人が好きな子もいる。気持ちが弱い子もいれば、勉強が好きな子もいる。向上心がある子もいれば、今のままでいい子もいる。そして発展途上の未熟な子ども達です。

いやいや人間は死ぬまで、多分発展途上です。

 

また人間は立体的なものです。接する人によってさまざまな違った面を見せてくれます。ちょっとお行儀悪いけど親切なとこもあるよ・・とか。だからいいとか悪いとか決めつけず一人一人の個性を面白いなと思って生きていきたいものです。

 

朝の授業が始まる前の新鮮な時に全体に漠然と話してみるのもいいかもしれません。

「一人一人の個性を面白いなと思って生きていきたい」

もちろん先の「ただしさん」には食べ方を注意します。しかしこういう習慣は急に変えるのは難しいものです。「ただしさん お口だよ。」とにっこりその場で伝えます。そして少しお行儀がいい日にはたまーに「ただしさん、今日は少しきれいに食べてるね。」と励まします。

このように苦情を言った子と言われた子がお互いがなるべくギスギスしないように双方の言い分の真ん中をとって接していくことが大事だと思います。先生はたった1年間のお付き合いです。なかなか習慣を変えることはできないものです。でも子ども達の関係づくりはできます。そして時々この女の子を呼んで「最近ちょっとただしさん頑張ってるかな」「まだ全然ダメー」などと会話をすることを忘れてはいけません。関係づくりが先生の最大の仕事なのです。

 

 

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