崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

うちの子のことよく見てくれてるわ。先生。 膨大な仕事量をこなす その1


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!

学期末に我が子が持ってくる成績表を見て・・あるいは個人懇談の内容で保護者の信頼は確定します。それまでなんとなく・・こんな先生じゃないかな・・と思ってたことが以外にそうじゃないとかやっぱり思ってた通りだったとか・・

「やっぱりうちの子のことよく見てくれてるわ。」

「いい先生でよかったね。」

「ちょっとうちの子の肝心なところをつかんでないな・・」

「あんなに褒めすぎで大丈夫?」

 保護者は実に勝手なことを言うなと思っていますか?ですがこれが結構当たっています。スーパーマーケットでお母さんたちが立ち止まってる場合この類の話が実に多いです。

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ここでちょっと違う視点で考えてみたいと思います。

3ヶ月先のことはわからないでしょうか。いや大体わかります。年間計画はめったにくつがえらないからです。保護者から信頼を勝ち取る大きなポイントの一つは成績を適切につけることです。そのためには4月に購入した市販テストをいつ行うか大体決めておくことです。そんなこと絶対無理と思われるでしょうが、このスケジュール管理は大変重要です。成績を適切につけるには1にも2にも余裕を持った授業計画、テスト計画、評価計画を立てることです。ベテランの先生は3ヶ月先を想定して仕事をこなしています。

例えば・・・・

市販テストが1学期で6枚あったとします。4月から7月まで12週あるとします。このうち成績をつけるのに1週間おいたとすると2週間に1枚では足りないことになります。

また行事があります。大体の行事も決まっていますから授業時間が何時間カットされるかわかります。時間割通り進むことは子ども達の心の落ち着きを作ります。やむをえず時間割が変わる時は前もって知らせます。急な変更もありますが先生の個人の都合で時間割を変えるのはなるべく避けたいです。

6月中旬こんな会話が聞こえてきます。

「お母さん聞いてよ。今日さ1時間目から5時間目までずっとテストだったんだよ。もう疲れたよ。頭痛くなった。おまけに明日は漢字の大テスト。宿題はテスト勉強だって。やってられないよ。」

「へえ。6時間目は何やったの?」

「音楽のリコーダーテスト!テストばっか。」

「今日体育あったでしょ。」

「体育もマットのテスト!信じられないでしょ。」

「・・・・・・・」

あるいは

 「お母さん、明日は3時間社会だって。でその後2時間算数。嫌だあ。嫌いな教科ばっか。最近ずっと時間割通りじゃないんだ。」

「へえ なんでだろうね。」

「遅れてるんだって。テストできないって先生言ってた。」

「そうなの。そういうこともあるんじゃない?」

「しかもさ、残りの1時間は図工の鑑賞のテストだって。なんだよそれって感じ。」

「絵を見て感じたこと書くやつでしょ?」

「そう一番わかんないよそんなの。」

 耳が痛いですね。子どもは相当イライラしています。危ないですね。

こうならないために4月に進度を綿密に決め、先生の決めた日に各教科偏らないようにテストできるように計画します。また教科書には絶対しなければならない部分と発展問題やおもしろ問題、チャレンジコーナーなど後に回して良いものもあります。そこを取捨選択して骨組みだけがっちり進めます。そして時間に余裕のある学期末に取り残した部分の復習に回すことを決めます。テストが終わると大まかな評価ができます。各教科のバランスをとりながら大体の評価を早めに済ませて後でゆっくり復習を繰り返し定着を図ります。

個人懇談までに、余裕を持ってじっくりと子ども達の観察をします。保護者に伝えてあげるのはどういうことか。それまでなかなか良いところが見つけられなかった子は先生自身が見落としている子です。子ども達の良いところは態度や言動だけでなくノートや提出物の中にも隠れています。そこを掘り出して保護者に伝えましょう。

またテスト前には「明後日社会のどこそこのテストをするよ」と連絡帳できちんと伝えましょう。

どうしても進度が遅れてしまう・・・という先生は授業の進め方に再考が必要です。授業の進度についてはその2で考えたいと思います。

 

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