崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

文科省コロナ対応マニアル。先生のブラックな1日。


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!

6月16日に文科省から

「学校における新型コロナウィルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~が出ました。実施するのは各校の管理職に任されているといいます。

 

疲れ切っていた・・・

精神疾患で休職する教員の数は年間5000人前後と言う状態が2007年度から続いているそうです。2018年度は5212人(2019年12月24日文科省公表)で2年連続の増加だそうです。どんな職種の方も大変だとは思いますが、先生の多忙さがコロナと向き合う今どうなっているのか気になっていました。

先日、文科省感染症の区分け・レベル1の小学校の、ある先生から話を聞くことができました。

 数日前の6月中旬のある日、教師の働き方改革についての通達が教育委員会から降りてきたらしく管理職から次のような話が出たそうです。

月の残業時間45時間を超えた教師は始末書を書くことになる。

そして続けて管理職いわく

感染が出て自分が記者会見することになるのは絶対いやです!うちの学校から感染者が出ルコとだけは避けたい。

どうか先生方、子どもたちと密に触れ合うのは我慢してください。

そして1にも2にも消毒を怠らないようにお願いします。

その学校では、分散登校が6月1日から始まり、6月中旬時点で6月の残業時間はほとんどの先生がもうすでに50時間を超えていたらしく、絶望的な空気が職員室に流れたということでした。

教員の勤務は8:30開始。

しかし誰もがご存知のように子ども達は8:00すぎにはやってくる。だから毎朝7:30には職員全員が揃っています。この時点で1時間。月20日間で朝だけで20時間はすでにいっているわけです。

f:id:You-will-find:20200121094435j:plain

                    今年の冬は元気にマラソンができるのか?

先生が話してくれた仕事は覚えているだけで次の通り。

始業前・・・・・

  • 8:00前には窓を開け換気をし教室を整える。
  • 本日の授業(6コマ)で必要なプリント、教材教具を確認する。
  • その日の宿題に出すものが揃っているかなど確認する。
  • 欠席連絡がきたの子の状況を把握し連絡。
  • 昨日の子どもの様子で声をかけないといけない子を思い出しながらそろそろ登校する子ども達を出迎えに校門へ。その後、職員朝礼。

 

授業中・休み時間・・・・ 授業中には様々なことが起こる。

  • 健康チェック・連絡帳に書かれた保護者コメントへの対応、
  • 宿題の点検、忘れ物をした子への対応
  • 気分が悪い子への対応、保健室に行った子がいればその対応と保護者への連絡
  • 授業がわからない子への対応と個別指導 支援学級児童への対応連絡
  • 子ども達同士のトラブルへの対応。場合によってはのちに保護者への連絡
  • その日の給食除去食への対応、給食指導(給食代は消毒、児童机は水拭き)
  • 掃除指導、うがい手洗いトイレのソーシャルディスタンスの指導
  • 水分補給と熱中症のチェック
  • 委員会常時活動指導
  • 配布物のチェック
  • 行事がある場合はそれが滞りなく行われるように準備し実行し後片付けをする。
  • 下校指導
  • 6コマの授業これが先生たちのど真ん中の仕事です。

 

児童下校後・・・・・

  • 子ども達が帰った後は教室の消毒。消毒剤を薄めて教室のいたるところを拭く。ただし金属の場合はその後水拭きをする。(錆びるため)
  • そして何かトラブルがあった子の保護者に電話連絡。
  • 保護者からの電話対応。(子どものことが心配で毎日相談をかけてくる保護者もいらっしゃいます)
  • その日の授業ノートのチェック、テストの採点
  • 明日の授業6コマの準備、明日の教材教具の消毒 授業プリント作成
  • トイレの清掃
  • 運動場遊具の消毒
  • ボールなどの体育用具の消毒
  • 明日使用する特別教室の消毒(ちなみに音楽室、家庭科室などクラスが入れ替わるたびに机や教具を消毒している。)
  • 明日の行事の準備
  • 職員会議 学年会議 グループ別会議がある日は児童下校後15分後に開始

ここに書き出してみてもこれだけあります。いやこんなもんじゃないと思います。

ここに「45分の昼休みを取れ」と言うことになっていますが取れている先生はほぼいません。中学校はこの倍ほど仕事が多いと聞いています。

5:15の定時に終了できるわけがないです。計算すると1時間残業して6:15には仕事を終わらないと始末書を書かされることになります。

ちょっとあんまりではないでしょうか?

知り合いの学校ではPTAに消毒作業をお願いしているところもあるようですが管理職はそこでまた何があるといけないと言っているようです。

話してくれた先生は子どもが大好きな方。子どもと信頼関係を結ぶのが上手で保護者にも絶大な信頼を持たれているベテランの先生です。家に持ち帰り家事が終わったらうとうとしながらノートを見る毎日だそうです。

色々なことがトップダウンで決まる仕事。現場の先生に大きなしわ寄せがいっています。