崩れないクラスをつくる。

空は夜明け前が一番暗い。壁に当たっても前へ!

小学校の先生に向けに学級経営のポイントを紹介します。

ゲーム漬け。最近反抗的。我が子は大丈夫なのか。その2


空は夜明け前が一番暗い。 壁にあったっても前へ!
その1で紹介したお母さんのお話から
子どもとゲームについて述べたいと思います。

⚫︎親がゲームを毛嫌いした時点で子どもは心を閉ざす。関わりながら子どもが遊んでいるゲームの内容を把握しておく。
親世代はテレビと漫画が子どもをダメにすると言われました。その前は小説は子どもをダメにすると言われたそうです。そんなことなかったのです。あれは嘘でした。
 今から30年前、ある先輩の先生がゲームは悪だと思っていた私に言いました。
「そりゃ偏見だよ。自分の目で確かめてごらんよ。ゲームみたいに面白いものないよ。美しい音楽 夢のような背景 成功体験と失敗体験は全て自分の力 すごい世界だよ。そりゃおもしろいさあ!」と。
その先生は素晴らしく平等なクラスを作る職人のような方で、授業はいつも全員が生き生きと発言していました。とてもやんちゃな子達でしたがお互いの意見を戦わせながら認めあっている様子が今でも目に焼きついています。その先生が多くの眉をしかめる先生方を敵に回して訴えていました。あれが真実だったなあと思います。子どもが夢中になっているものに対して親はどこが魅力なのか大きく眼を見開いてみるべきです。それをわかろうとしない親に子どもは心を閉ざすのは当たり前です。
⚫︎親がゲームと成績を関連づけて注意すると逆効果。 
ですからゲームのせいで成績が落ちてると子供を責めるのはお門違い。
「ゲームとの付き合い方や勉強との付き合い方であなたの人生が決まっていくのよ。バーチャルと現実をうまくバランスをとっていこうね。」
と伝える方が子どもの耳に届きます。
⚫︎思春期にはゲームの約束事は子ども主体で決める。
小さい時は親の言うことをききます。でも思春期になるとゲームは1時間半よと親から決めたって絶対うまく行きません。ゲームにはタイミングとか切れ目があります。そこら辺を尊重してあげた方がお互い気持ちよく生活できます。睡眠時間、食事の団欒の時間、入浴歯磨きなどの体ケアの時間、宿題を丁寧にする時間を守りさえすれば後は自由に子ども主体で決めさせてそのかわり自由には責任が伴うことを伝え守ることを約束しましょう。そしてルール決めの後は次の3つを伝えましょう。
1    ゲーム開始と終了ができなくなることが長期間続いたら問題だよ。
2    オンラインにするときは親に今からすると伝える。相手に迷惑がかかったら大変だから。
3     課金する場合は親の許可制。ここは大切です。(よく話し合ってください) 
⚫︎ゲーム中心のコミュニティが今の子ども世界。
ゲーム上手はクラスの人気者です。どんなゲームをしてるかどんな動画を見ているかがその子の個性となっていて、そこで得た情報が今の子どもの共通言語なのです。何故そうなったかと言うと、ゲームをし続けることで試行錯誤と挑戦ができるようになった自分を発見し、会えない友達と話が出来てつながれるし、ずっと続けることでコミュニケーションの力がのびることを子どもが実感しているからです。しかもニュースで見るような不審者と会う恐怖とは無縁です。うちにいるから災害が来てもなんとかなります。寂しさや辛さを忘れられます。今の時代子どもにはゲームに熱中せざるをえない理由があるのです。
⚫︎うまく寄り添えば卒業の時が来る。
その1で紹介したお母さんの話を聞いたあと、今度はトオル自身のことを尋ねてみました。すると別の姿を知ることができました。買ってもらったスマホで塾帰りに綺麗な景色を写真に撮ってみせてくる。自然にふれあう遊びの場に向かう道中の車の中ではずっとゲームをしていたが、水辺に着くとスマホで水の中を撮影できないかあれこれ考えていた。生活の中で親が何かがわからない時張り切って調べてくれる。食事の好き嫌いが多くて食わず嫌いだが最近はよく食べるようになった。テニスは好きで通っている。体が辛い時はお皿を洗ってくれる・・・・・・
我が子を多面体としてみてあげたらゲーム一色ではないはずなのです。ここは子どもを信じて、もし裏切られたら裏切られて悲しいと伝えましょう。それで親の役目は果たしていると思います。

 


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